五言律詩 ごごんりっし

その他の美術  / 江戸

 三浦梅園は、江戸中期の思想家で、天地に条理あることを知り、条理学と名付けた独自の哲学を構成した。本幅は「秋日送別」と題した詩を四行に揮毫【きごう】したものである。細めの線ながら流れるような筆致は、梅園の書の特徴をよく伝えている。 

五言律詩 ごごんりっし
ページトップへ