如来頭部 にょらいとうぶ

彫刻

  • 制作地:インド・マトゥラー
  • クシャーン朝・2~3世紀
  • 砂岩
  • 高17 幅12 全高(台含む)29
  • 1個

ガンダーラと並んで仏像の誕生した地として知られるマトゥラーの作品。弓形の眉を隆起線で表し、口元に微笑を浮かべる表情や、小ぶりの肉髻は、クシャーン朝のマトゥラー仏の特徴です。頭髪は螺髪としており、クシャーン朝後期の制作と考えられます。

如来頭部

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