考古資料 / 古墳
一見すると壺と脚台が接合したような形態をもっているが、壺部は筒抜けになっている。壺肩部に6点の小壺を配しているがいずれも底が抜けている。つまり、壺・小壺ともに何も貯蔵できず、壺の役割を果たしていない。副葬品としての須恵器といえよう。
出雲型子持壺
脚付子持壺形須恵器/子持壺形須恵器/鳥取県倉吉市三江上野遺跡出土
子持脚付広口壺