武井家文書 たけいけもんじょ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 明治 大正 安土・桃山 江戸 室町 昭和以降

  • 愛媛県
  • 戦国~昭和 / 天文11(1542)年~昭和5(1930)年
  • 一紙
  • 12点
  • 愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
  • 個人(愛媛県歴史文化博物館寄託)

武井家文書は、中世の河野氏、近世初頭の戸田勝隆・福島正則・加藤嘉明に仕えた後、松山藩士として松平家に代々仕えた武井家に伝来した文書群である。武井家は、戦国時代に武任姓を名乗り、四国平定後には入部大名に仕えた武井宗意の活動が知られ、江戸時代中期には藩御用絵師武井周発(常美)を輩出している。主な資料は、(1)天文11(1542)年4月8日付けの河野晴通宛行状、(2)7月22日付けで贈答品への謝意とともに小田原攻めの結果や京都大仏建立の材木調達について伝えた戸田勝隆書状、(3)2月15日付けで出陣中の文禄の役から帰国が近いことを伝える福島正則書状、(4)5月17日付けで明の人質の名護屋到着や帰国間近といった近況を伝える福島正則書状、(5)武井周発が御用絵師として仕えた松山藩6代藩主松平定喬の句。乱世から藩政期にかけて、伊予の武士として生き抜いた家の変遷を知る、興味深い文書群である。

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