天然記念物
イチョウの中には、種子が葉の上にできるものがあり、この珍しい種子のつけ方をするイチョウが特にオハツキイチョウと呼ばれ、珍重されている。浄見寺(じょうけんじ)のオハツキイチョウは、5~10cmの葉柄に、2~3cm平方の不整形葉をつけ、この基部に種子をもっている。オハツキイチョウの場合、全ての実が葉についているわけではない。浄見寺の開基である大岡家が家紋にイチョウの葉を使用していることから、浄見寺の建立時に植えられたとされている。
浄見寺の寺林
銅造 弁才天坐像
妙音院のオハツキラッパイチョウ