丸玉 まるだま

考古資料

  • 出土地:青森県つがる市木造亀ヶ岡
  • 縄文時代 3000年前~2300年前
  • 石製(翡翠製)
  • 直径0.9 厚0.6
  • 1個

小形で球形の垂飾で、連珠で使用されたと想定される。翡翠製のものは、縄文時代後期・晩期の東日本で発達し、九州にもみられる。翡翠は新潟県糸魚川産と推定され、特に本品は青緑色で大変美しいものである。縄文時代後半期には緑色石材製の垂飾が流行したが、丸玉はその一例。翡翠製のもの以外では、東北北部で緑色凝灰岩製、九州でクロム白雲母岩製のものが流行した。

丸玉 まるだま
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