阿弥陀三尊来迎図 アミダサンゾンライゴウズ

南北朝

  • 制作地:日本
  • 南北朝時代・14世紀
  • 縦73.9cm:横36.4cm
  • 1幅

肉身から着衣まで金の輝きで覆う、いわゆる皆金色(かいこんじき)の阿弥陀三尊来迎図。蓮台をもつのが観音、合掌するのが勢至(せいし)菩薩。図様は一般的なものだが、如来の螺髪(らほつ)や菩薩の頭髪に、じっさいの髪を使用している点が珍しい。青蓮院伝来とされ、形式化した像容のなかにも上品さのただよう作例である。

阿弥陀三尊来迎図 アミダサンゾンライゴウズ
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