絵画
菅原道真(すがわらのみちざね)を祀る天神信仰を代表する作品。本巻には、道真が藤原時平(ふじわらのときひら)のざん言に遭う場面から、邸宅の紅梅との別れを惜しむ姿、九州に下る海陸の旅路、太宰府で涙する姿、そして天拝山に登って無実を訴える場面までの、もっとも劇的なシーンが連なってる。しかしながら、登場人物のあどけない表情によって、悲劇的な内容に関わらず、観る人をなごませる絵となっている。
北野天神縁起絵巻
松崎天神縁起第二巻
前田氏実模
北野本地絵巻断簡