白地黒線文鉢 しろじこくせんもんはち

考古資料

  • 制作地:イラン
  • イラン・サファヴィー朝時代 16世紀
  • 陶器
  • 径24.5 高台径9.0 高8.0
  • 1口

薄い茶褐色の胎土を用いた、高台から緩やかな曲線を描いて広がる、口縁部が少し厚手の鉢。高台内部まで全面的に白化粧土を掛けている。見込み中央に花文、内面に網目文、口縁部には線状文を灰色の絵具で描いている。内面にのみ透明釉が施されている。見込みには焼成時のトチン痕3箇所がある。内面と口縁部の一部に釉の剥がれが認められる。口縁の外面に一部釉薬が垂れている。高台の内部は緩やかな弧を描きながら窪んでいる。

白地黒線文鉢 しろじこくせんもんはち
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