大智度論(神護寺経) ダイチドロン(ジンゴジキョウ)

その他の美術 

  • 3巻
  • 重要美術品

 紺紙に金泥で書写された一切経の一巻。表紙の裏側(見返し)には、金銀泥で釈迦の説法する姿が描かれる。京都高雄にある神護寺に奉納されたことから「神護寺経」と呼ばれ、経典の題名の下には「神護寺」の朱印がみえる。『神護寺略記』には、鳥羽院の発願で五千巻以上が書写され、後白河法皇の時代に神護寺に納められたと記されている。経典を包む経帙と、それを納める黒漆塗経櫃も伝わっており、平安時代後期の紺紙金字一切経の姿を偲ばせる。

大智度論(神護寺経) ダイチドロン(ジンゴジキョウ)

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