紅梅 こうばい

  • 横山大観  (1868~1958)
  • よこやまたいかん
  • 大正9年頃 / 1920頃
  • 絹本彩色
  • 内寸133.0×27.5 外寸223.0×45.8
  • 一幅
  • 横山大観記念館

水墨で描かれた幹に、紅い花と青緑の苔が鮮やかに映える。松、竹、桜とともに、日本を代表する題材として、大観は梅も数多く作品にしている。力強く頑固な枝から、厳寒に耐えて美しい花を咲かせる。その不思議さに、大観は魅力を感じていた。庭に植えた梅を作品に描きこむこともあり、大観にとってはごく身近な題材のひとつでもあった。

紅梅 こうばい
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