天然記念物
小田原市飯泉にある勝福寺と八幡神社は、神仏習合時代の名残りで、今も境界がなく同一境内にある。この勝福寺と八幡神社の社寺林として境内に、ケヤキ、ムクノキ、エノキ、イチョウなどの落葉広葉樹や、クスノキ、バクチノキ、ヤブニッケイ、カヤ、イヌマキ、スギなどの調和した樹林が生育している。胸高直径1mを越す大木が多く、勝福寺の大イチョウは県の天然記念物に指定されている。自然生の樹林ではないが、自然環境にあった樹種で構成され、しかも樹齢が高いものが多く、貴重な郷土樹林として保護されている。
勝福寺の大イチョウ
神奈川県立小田原高等学校の樹叢
五霊神社の大イチョウとその周辺の樹木