和歌浦名草山図屏風
わかのうらなぐさやまずびょうぶ
日本画 絵画 / 江戸
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江阿弥
- こうあみ
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江戸時代中期
- 紙本墨画
- 各隻縦150.7cm,横362.6cm
- 6曲1双
屏風仕立ての作品にはめずらしい和歌浦・名草山の真景図で、右隻に東照宮から妹背山、左隻に名草山を描く。東照宮・天満宮・玉津島社・紀三井寺といった寺社の建物と境内周辺の様子が正確に描かれ、入江・砂州などの描写もかなり精度が高い。作者の法橋江阿弥とは、大坂の画人・安村江阿弥のことで、彼が延享元年(1744)以前に法橋位、宝暦12年(1762)以前に法眼位を得ていることから、本品の製作年代の範囲を把握することができる。