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朝鮮鐘

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 新羅 / 中部
  • 時代(年代):833
  • 材質・構造・技法:鋳銅製。いわゆる朝鮮鐘の形状になり、竜頭、旗挿、肩帯、口帯、乳郭を具え、肩帯に接して銘郭一区、胴に撞座二個、飛天二体を鋳出す。竜頭は笠上の珠を噛む竜頭と、頭部および左右に肘を張る前肢よりなるが、頭部は上半平滑となり、また両肢先は折損欠失する。旗挿の孔は下に貫通する。
    肩帯、口帯は同文で、三区一連の海磯文様とし、四カ所の乳郭は九個の乳を連続草花文帯で囲んでいる。乳郭間の一カ所を銘区にあて、細字をもって銘文を陽鋳し、下方に複弁八葉の撞座を置き、撞座と飛天二体を交互に胴の四周に配している。飛天は二体とも同じ形で、手を左右に広げ鞨鼓を打とうとする姿を表す。
  • サイズ:高111.5 口径66.7 口厚6.0 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

小桜韋威鎧〈兜、大袖付/〉

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 平安 / 中部
  • 材質・構造・技法:胴裾開き。平札黒漆塗り、要所は鉄、革札一枚交じり、鉄札頭互の目形切付。威毛小桜藍染韋、毛引威し、耳糸紫韋、畦目菱縫紅猿鞣。前立挙二段、後押付板、逆板、三の板、衝胴四段。草摺脇楯共四間五段下り、前後菱縫板二間に割る。金具廻り、革所獅子牡丹文染韋包、小縁紅花菱韋、伏組糸紫、萌黄、紺、白。金具廻覆輪鍍金、化粧板浅黄花形文菖蒲韋包。八双金物据文金物、鍍金花菱甁、小刻み、花菱透座、地板とも四重、端喰紅白韋、蝙蝠付き裏花文襷入獅子四円文染韋包。栴檀、鳩尾板欠失。
    兜 鉄黒漆塗り。十枚張八間厳星鉢。星一行六点、腰巻一点、真向三行掻く五点、八幡座鍍金玉縁、裏菊、葵葉座とも四重、響孔左右後ろ三個、笠印付鐶鉄、地星台、鍬形台鍍金魚子地雲形毛彫り、鍍金鍬形付き、しころ(革毎)五段下がり、吹き返し四段、杉立形。
    大袖 冠板花先形、重六段、水呑緒鐶表に打つ。
  • サイズ:胴高65.1 兜鉢高10.0 大袖長42.4 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

太刀〈銘一/〉

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 鎌倉 / 中部
  • 材質・構造・技法:鎬造、庵棟、身幅広く、腰反り少しく先反りつき踏張りがある。鍛は板目肌約り、乱れ映り立つ。刃文は華やかな大丁子乱。足葉よく入り、腰刃ごころあり、小沸つき、金筋かかる。帽子はほとんど小鎬に焼詰め、裏掃きかける。表裏に棒樋を掻流す。茎生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔二、目釘孔上に鏨太で一字銘。
  • サイズ:身長70.9 反り3.0 元幅3.3 先幅2.2 鋒長3.8 茎長21.5 (㎝)
  • 所在地:佐野美術館 静岡県三島市中田町1-43
  • 登録日:2010/01/22

梅蒔絵手箱

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 鎌倉 / 中部
  • 材質・構造・技法:錫の置口を付けた合口造りの箱で、身に金銅製花菱亀甲形の紐金物を打ち、内に二重の懸子を納める。外部は金沃懸地に研出、付描、高蒔絵の技法をもって庭園の情景を描き、一重の梅花および「栄、伝、錦、帳、雁、行」の文字を銀平文とする。蓋裏および懸子には、梨地に研出蒔絵にて池畔の景を表す。鏡箱、歯黒箱、白粉箱、薫物箱などの小箱類も手箱とほぼ同じ様式の蒔絵になる。
  • サイズ:縦25.8 横34.5 高19.7 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

金銀鍍透彫華籠

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 鎌倉 / 近畿
  • 材質・構造・技法:銅の円板を皿形に打ち、これに宝相華唐草文を切り透かす。外面は肉彫りとして、時に線刻を用い、内外両面を鍍金し、外部は花弁など随所を鍍銀する。縁には同じく鍍金の覆輪をかけ、底面三カ所には釣鐶を打ち、組緒を総角に結んで提げ、その先端に円頂八角錘体の金堂露金具を付す。文様は中央より放射状に三区に分けて三方相称とし、巧にまとめあげる。この図様には二種あり、技巧図柄ともに優れた古式のものが五枚と、そのほかの十一枚とに分けられる。
  • サイズ:径28.5内外 深3.9内外 露金具長4.2 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

刺繍釈迦如来説法図

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 奈良 / 近畿
  • 材質・構造・技法:宝樹天蓋の下に、獅子座に座って説法する赤衣偏袒右肩の釈迦を大きく中央に配し、上部には飛鳥にまたがり空をかける神仙の群れ、雲上で楽奏する天人らを、また中辺から下部にかけては菩薩形、聴聞の十大弟子などを刺繡で表す。
    下地に淡黄色厚手平絹に、赤、茶、緑、藍の各濃淡色、緑、白、黄、紫など十数色の撚糸を用い、相楽繡、鎖繡の二種の技法で刺繡される。相楽繡は螺髪、後屏框内の文様と透かし、瓔珞、菩薩、天人の天冠、水甁、胸飾、釧の類、天女の鉢などで、他は鎖繡による。現状は額装にして観音開の扉が付けられているが、扉裏墨書により、寛永12(1635)年に現在の体裁になされたことが分かる。
  • サイズ:縦207.5 横158.2 (㎝)
  • 所在地:奈良国立博物館 奈良県奈良市登大路町50
  • 登録日:2010/01/22

葡萄唐草文染韋

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 奈良 / 近畿
  • 材質・構造・技法:鹿鞣韋製。一枚取りの横長十字形であるが、本来は箱形を成し、箱覆い等に用いられたと考えられる。表面は、中二区に赴きの異なる葡萄唐草文、他四区に飛雲、飛鳥を配する荒磯の景、聴衆を前に髭の人物が琴を奏でる図、山中読経するものの傍らに合掌して聴く比丘形の似人物の図などを表す。それらは、糊描きして筒わくに張り、火に熏べて色をつけ、糊を洗い落として文様を白く表す熏韋技法で表す。
  • サイズ:縦66.7 横76.6 (㎝)
  • 所在地:奈良国立博物館 奈良県奈良市登大路町50
  • 登録日:2010/01/22

梵鐘

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 奈良 / 近畿
  • 時代(年代):727
  • 材質・構造・技法:鋳銅製。高さに比して口径が大きい。図案化された竜頭は、やせて丈高い。笠は素直に盛り、二重に圏線を廻らすが、この内側の紐を利用して竜頭が力強く笠の上面を噛む状態を巧に表す。竜頭と撞座との関係は古式で、単弁十二葉の中房の大きい撞座は簡素で力強く表現され、位置は後世のものに比べてかなり高い。
    上帯下帯に文様はなく、乳は先のやや尖った円筒形の最も単純なものを、各区四段八列宛生前と並列させている。銘は撞座のある縦帯の一つに一行二十字宛四行を陰刻する。
  • サイズ:総高149.0 竜頭高26.0 口径90.3 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

黒韋威矢筈札胴丸〈兜、大袖付/〉

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 南北朝 / 近畿
  • 材質・構造・技法:革札盛上黒漆塗り。鉄札矢筈頭切付黒漆塗り一枚交じり。威毛黒韋毛引威。耳糸、畦目、白藍啄木。菱縫紅猿鞣。前立挙二段、後立挙三段、衝胴四段、草摺八間五段下がり、背中に総角付鐶を打った逆板を付す。金具廻り、革所獅子牡丹文染韋包、小縁、伏組なし。裏馬韋溜塗り。化粧板菖蒲韋包。八双金物、居文鍍金菊座笠鋲、覆輪鍍金。
    兜 鉄黒漆塗り。二十四間筋鉢、鎬垂鍍金前三條、後三條。響孔四個、笠印付鐶鍍金、鍬形台及び鍬形鍍金、杏葉付。
    大袖 七段、水呑緒鐶、枝菊透彫笄金物座鍍金。
  • サイズ:胴高64.2 兜鉢高12.1 大袖長45.5 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

彩絵桧扇

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 平安 / 中国・四国
  • 材質・構造・技法:檜薄板34枚を銀製鳥形の要金具で留め、上部を糸で綴ったものである。表裏共に胡粉塗の上に雲母を引き、金銀切箔、野毛、砂子をまき散らしたうえに濃彩の岩絵の具をもって彩絵が描かれる。表には直衣を着た公卿、小袿を着た女房と女童を描き、松に州浜を添え、「ま、み、る、な、さ、か、の、の」の葦手文字を加える。裏には、州浜に紅梅の立木を表し、梅樹の下に火取母、水辺に片輪車などを配し、「な、水、と、の、へ」の葦手文字を加える。
  • サイズ:縦30.0 幅48.5 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

太刀〈銘友成作/〉

友成

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 平安 / 中国・四国
  • 材質・構造・技法:鎬造、庵棟、越反り高く踏張りあり。鋒中。鍛小板目肌よく約み、地沸細かにつき、乱映りかすかに立つ。刃文、浅く湾れごころの中直刃に小乱交じり、小丁子足よく入り、表に大きく腰刃を焼き、総体に匂口締まりごころに小沸よくつく。帽子は湾れて先小丸。表裏に棒樋を掻き流す。茎生ぶ。先入山形、鑢浅い勝手下がり、目釘孔二、中一つ銅埋め、目釘孔の上平らに大振りの三字銘。
  • サイズ:身長79.4 反り3.0 元幅3.0 先幅1.9 鋒長2.9 茎長19.7 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

孔雀文磬

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 鎌倉 / 東北
  • 時代(年代):1250
  • 材質・構造・技法:鋳銅鍍金。上下縁各三弧よりなる通常形式の両面磬で、肩幅、裾張りはほどんど同寸の大形な作りで山形は低い。中央に大形の優麗な撞座を末、左右に大きく孔雀文を鋳出して毛彫りを加え、表裏ほとんど同文であるが、表面は孔雀を花喰鳥につくっている。鐶は平たく大きい。
    表裏撞座両脇に陰刻銘がある。
  • サイズ:肩幅32.4 裾張32.6 高13.0 撞座径9.5 縁厚1.2 (㎝)
    重 2100(g)
  • 登録日:2010/01/22

太刀〈銘真光/〉

真光

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 鎌倉 / 東北
  • 材質・構造・技法:鎬造、庵棟、腰反踏張りあり、鋒猪首。鍛板目肌約り、地沸つき、地景入る。刃文匂深く丁子に小互の目交じり、比較的に裏の方が華やかで腰刃を約。帽子乱れ込み尖りごころに返り、表に金筋かかる。彫表裏に棒樋を掻流す。茎生ぶ、栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔三。鎺下中央に在銘。
  • サイズ:身長77.3 反り2.7 元幅3.2 先幅2.0 鋒長3.0 茎長21.4 (㎝)
  • 所在地:致道博物館 山形県鶴岡市家中新町10-18
  • 登録日:2010/01/22

大太刀〈銘備州長船倫光/貞治五年二月日〉

倫光

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 南北朝 / 関東
  • 時代(年代):1366
  • 材質・構造・技法:鎬造、庵棟、先反ごころ高し、大鋒。鍛板目肌約り、地沸つき、地景入り、乱映立つ。刃文互の目、下半表裏とも丁子交じり、足葉頻りに入り、匂口締まりごころに小沸つく。帽子乱込み、わずかに掃きかけ、尖りて強く返る。彫表棒樋下に倶利迦羅、裏棒樋下に梵字二。茎生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一。表棟寄りに小さく銘があり、裏には年紀がある。
  • サイズ:身長126.0 反り5.8 元幅4.5 先幅3.0 鋒長8.2 茎長33.3強 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

太刀〈銘延吉/〉

延吉

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 鎌倉 / 関東
  • 材質・構造・技法:鎬造、庵棟、鎬高く笠木ごころに反あり、踏ん張りがある。鋒小。鍛小板目約り、地沸つく。刃文小乱れに足葉入り、小沸よくつき、上半焼幅広くなる。帽子表小丸、裏焼詰め。茎生ぶ、栗尻、鑢目筋違、目釘孔二、在銘。
  • サイズ:身長73.3 反り2.9 元幅2.8 先幅1.8 鋒長2.6 茎長15.4 (㎝)
  • 所在地:刀剣博物館 東京都墨田区横網1-12-9
  • 登録日:2010/01/22

海獣葡萄鏡

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 唐 / 関東
  • 材質・構造・技法:白銅鋳製。大形の円鑑で、鏡胎は総じて厚く、鏡面には緩い反りがある。鏡背の図様は、内区はその周囲に姿態様々な葡萄の果実と樹葉を交互に配し、蔓を旋転せしめて地文となす。中心に大きく海獣鈕を置き、これをめぐって八獣が一俯一仰する。各獣に嬉戯する小獣を纏わらせて姿態に動きを加える。外区には、周囲より葡萄の果実樹葉蔓を自在に旋転して地文となし、その上を一対の走獣、飛禽が交互に四組、左廻りに囲う。内外両区の間に一帯を設けているが、地文の葡萄は外区よりの延長で、巻鬚に胡蝶、蜻蛉、蜂、蟷螂などの昆虫や小禽を配している。縁際に雪花文帯をめぐらす。
  • サイズ:径29.5 縁厚2.0 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

玳玻天目茶碗

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 宋 / 近畿
  • 材質・構造・技法:素地は淡卵殻色の堅い半磁質で内外全面に黒飴色の光沢の強い天目釉をjかけ、さらにその上から失透性の藁灰釉をかけて文様を表す。内面は文様の部分だけ藁灰釉をかけずに、団花文15個を斑状に配し、そのまわりに唐草文帯を廻らす。外側は天目釉の上に藁灰釉をふりかけて斑文様を表す。形は縁を僅かに捻り返し、高台の低く小さい天目形。底裏は露胎、縁に真鍮の覆輪を廻らす。
  • サイズ:高6.7 口径11.8 高台径3.5 (㎝)
  • 登録日:2010/01/22

太刀〈銘則房/〉

則房

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 鎌倉 / 中国・四国
  • 材質・構造・技法:鎬造、庵棟、磨上げながら反り高く、鋒猪首。鍛小板目肌約り、乱映立つ。刃文大丁子、住花交じり、足葉頻りに入り、逆ごころの刃交じり、匂深い。帽子乱込み小丸。彫表裏に棒樋を刻し角止。茎磨上げ、浅い栗尻、鑢目筋違、目釘孔二。茎先に太鏨大振りの銘がある。
  • サイズ:身長77.3 反り3.2 元幅3.0強 先幅2.2 鋒長3.0強 茎長22.7 (㎝)
  • 所在地:ふくやま美術館 広島県福山市西町2-4-3
  • 登録日:2010/01/22

秋草文壺

国指定文化財等データベース(文化庁)

  • 工芸品 / 平安 / 関東
  • 材質・構造・技法:素地は灰白色の半磁質で、肩に淡いオリーブ色の自然釉が厚く係、これが胴に数条流下している。成形は轆轤造り、口頸形が喇叭状に開き、肩の張り、裾のこけた壺形、平底板おこし。胴に流麗な芒文三株を刻し、肩にも芒、柳、瓜、頸部に芒、蜻蛉などを鮮やかに線刻した珍しい壺である。口辺内側に「上」字を刻す。
  • サイズ:高40.6 (㎝)
  • 所在地:東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
  • 登録日:2010/01/22

  • 工芸品 / 南北朝 / 九州
  • 材質・構造・技法:鎬造、庵棟、身幅広く、重ね薄く、反り浅く、鋒大。鍛小板目肌よく約り、地沸つく。刃文互の目、小湾を基調とした皆焼、匂口冴え、小沸つく。帽子乱れ込み、表小丸、裏尖りごころに強く返り、掃きかけかかる。彫表裏棒樋を掻通し、樋先下る。茎大磨上、栗尻、新鑢目切、目釘孔四。指裏に極め、表に所持銘を金象嵌にする。
  • サイズ:身長64.8 反り1.0 元幅3.0 先幅2.5 鋒長5.9 茎長16.7 (㎝)
  • 所在地:福岡市博物館 福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1
  • 登録日:2010/01/22

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