片輪車蒔絵螺鈿手箱 かたわぐるままきえらでんてばこ

工芸品 / 鎌倉

  • 東京都
  • 鎌倉
  • 錫の置口をつけた合口造の箱。表は沃懸地に螺鈿の片輪車を表し、付描をもって全面に波文を描く。蓋表は梨子中に巴文を散らし、身に車輪形銀製紐金物を打ち、内に菊花文金(銀)襴を張る。
  • 縦27.3 横35.5 高21.0 (㎝)
  • 1合
  • 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
  • 重文指定年月日:19310314
    国宝指定年月日:19530331
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

鎌倉時代の蒔絵手箱の中でも、量感に富んだ器形、よく整った文様の逸品である。同種の意匠になる平安時代の国宝と比較すると、その時代の趣向の差違が見てとれよう。雲州松平家伝来といわれる。

片輪車蒔絵螺鈿手箱 かたわぐるままきえらでんてばこ

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