工芸品 ／ 鎌倉

• 鎌倉
• 一、袿　白小葵地鳳凰文二重織
  表：白小葵紋地鳳凰文二重織、中陪：茶地平絹、裏：萌黄地向蝶菱繋文綾地綾
  一、袿　紫地向鶴三盛丸文唐織
  表：紫地向鶴三盛丸文唐織物、中陪：白地平絹、裏：紫地幸菱文固地綾
  一、袿　紫地向鶴三盛丸文唐織
  表：紫地向鶴三盛丸文唐織物、中陪：白地平絹、裏：紫地平絹
  一、袿　淡香地幸菱文綾織
  淡香地幸菱文綾地綾単仕立
  一、袿　黄地窠霰文二重織
  表：黄地窠霰文二重織、中陪：黄地平絹、裏：黄地横繋菱紋紗
• 一、袿　白小葵地鳳凰文二重織
  身丈：171.5、裄：83.0、袖丈：72.1、袖幅：40.9、襟幅：15.1
  一、袿　紫地向鶴三盛丸文唐織
  身丈：172.1、裄：82.4、袖丈：72.1、袖幅：41.2、襟幅：15.1
  一、袿　紫地向鶴三盛丸文唐織
  身丈：171.2、裄：82.7、袖丈：71.2、袖幅：41.2、襟幅：15.1
  一、袿　淡香地幸菱文綾織
  身丈：166.6、裄：81.8、袖丈：69.7、袖幅：41.2、襟幅：14.5
  一、袿　黄地窠霰文二重織
  身丈：131.8、裄：79.7、袖丈：69.7、袖幅：39.4、襟幅：.15.1　　　（㎝）
• 重文指定年月日:19560628
  国宝指定年月日:19560628
  登録年月日:
• 鶴岡八幡宮
• 国宝・重要文化財(美術品)

これらの装束は、新編相模風土記の鶴岡八幡宮神宝の項に「衣互襲、後白河法皇神功皇后へ調進し給ひし物にて十に単と称す云々」の記事に該当するものとみられる。小葵文地、淡紫、淡縹色などで織表された鳳凰文の形状、簡素に表現された向鶴丸文の姿、鶴、松、花菱によって構成された大柄な幸菱文など、古雅な雰囲気を有した鎌倉時代の作である。鎌倉時代の完形を留める遺品はほとんど皆無という中で、本装束類が一括して遺されていることは非常に貴重である。