六呂瀬山古墳群 ろくろせやまこふんぐん

古墳 / 中部 

福井県
坂井市
指定年月日:19900516
管理団体名:
史跡名勝天然記念物

 六呂瀬山古墳群は、奥越山地を貫流してきた九頭竜川が、まさに福井平野に流れ出た右岸の六呂瀬山頂に位置する。この付近の標高五〇~二〇〇メートルの丘陵上には、約一三〇基の古墳が分布しており、丸岡古墳群と総称されている。これに対し、左岸の丘陵上には、国史跡手繰ヶ城山古墳をはじめとする松岡古墳群(吉田郡松岡町所在)が分布しており、九頭竜川を挾んで両古墳群が対峙した形をとっている。
 六呂瀬山古墳群は、丸岡古墳群の東南端に位置し、標高二〇〇メートルの高所にあって、前方後円墳二基と方墳二基からなる。昭和五十三年に福井県教育委員会が、昭和六十年には丸岡町教育委員会が、墳丘の範囲確認調査を実施しており、各古墳の墳形や規模が明らかにされた。本古墳群の上に立って西方をみると、九頭竜川の形成した坂井平野を挾んで、日本海が眺望でき、南に目を転ずると松岡古墳群を、また足羽川流域に福井市街や足羽山などを眺めることができる。
 本古墳群は、いずれも丘陵尾屋根上に築造されているため、自然地形の制約を受けており、墳形は必ずしも整美なものであるとは言い難い。一号墳は、墳丘主軸がほぼ南北にそろう前方後円墳で、後円部を北に、前方部を南におく。全長は一四〇メートルで、北陸地方最大の規模を有する。後円部の径は七八メートル・高さは一三メートル、前方部の長さは五二メートル・幅は五八メートル・高さは一一メートルを測る。墳丘は二段築成で、葺石と埴輪(これまでに円筒と家形が確認されている)を有している。後円部東部に、東西二七メートル・南北一五メートル・高さ四・二メートルの半円形の張出がある。後…

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