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福岡県立福岡高等学校校舎

ふくおかけんりつふくおかこうとうがっこうこうしゃ

概要

福岡県立福岡高等学校校舎

ふくおかけんりつふくおかこうとうがっこうこうしゃ

近世以前その他 / 昭和以降 / 九州

昭和初期/1929

福岡県立福岡高等学校校舎
鉄筋コンクリート造、建築面積2230㎡、地上三階一部地下一階建、鋼板葺、正面車寄付、屋上塔屋付、車路・正面階段・ 地下通路を含む
附 正門1棟 鉄筋コンクリート柱門、左右脇門付、
   左右袖塀 延長6.64m

1棟

福岡県指定
指定年月日:20120326

福岡県

有形文化財(建造物)

福岡県立福岡中学校は大正6年(1917)4月に開校した。当初、仮校舎で授業が行われていたが、手狭になったため、大正8年(1919)建設途上にあった木造の新校舎に移転した。新校舎が完成して間もない昭和2年(1927)6月、不審火により木造校舎は全焼し灰燼に帰した。学舎を失った関係者の衝撃は大きかったものの再建に向けた気運は高く、当時の福岡県営繕課の設計監理のもと、鉄筋コンクリート造3階建の新校舎の建設が同年12月には始まり、昭和4年(1929)4月には竣工、同年10月に落成式が執り行われた。

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