歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 江戸
吉田松陰が萩で松下村塾を主宰中に送った書簡。宛先は不明だが、おそらく江戸遊学中の門人に送ったものと考えられる。松陰は書簡で、藩主毛利敬親が江戸から無事萩に帰られたので、留守中のことを家老の益田弾正が逐一報告したようだと伝える。さらに「言路一條大いに開け候」とあり、言論の道が大いに開け、自分のような囚われ者の言論でさえも直接藩主へ届く事態になったので、「遊学の諸君」に対し、建白書や風説書などを送るよう呼びかけている。
吉田稔麿書簡
吉田稔麿
太華山県先生に与へて講孟箚記の評を乞ふ書
吉田松陰
高杉晋作書簡
高杉晋作