太刀〈銘備前国住雲次/〉 たち〈めいびぜんのくにじゅううんじ/〉

工芸品 / 南北朝

  • 備前国住雲次
  • 南北朝
  • 鎬造、庵棟、中鋒、笠木ごころに反高く踏張がある。鍛板目杢立ち刃寄り、柾がかり、地斑交じり、乱映りかすかに立ち地沸つく。刃文下半小乱、互の目交じり小足が入り、物打上中直刃、小足僅かに葉多く入り、総体に小沸つく。帽子僅かに湾れ、先尖りごころとなり掃きかける。茎生ぶ、先浅い栗尻、鑢目大筋違い、目釘穴一。
  • 身長74.8  反2.3  (㎝)
  • 1口
  • 重文指定年月日:19560628
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 国宝・重要文化財(美術品)

雲次の完存作で、この工および一派の作風を十分に示す太刀である。

太刀〈銘備前国住雲次/〉

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