太刀〈銘備前国長船住義景/〉
たち〈めいびぜんおさふねよしかげ〉
工芸品 / 南北朝
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備前国長船住義景
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南北朝
- 鎬造、庵棟、反浅く、大鋒。鍛板目やや肌立ちごころに地沸つき、乱映り立つ。刃文湾れに互の目交じり、総体に匂口沈みごころに小沸よくつき足葉頻りに入る。帽子乱込み表裏焼詰める。彫物佩表茎に腰樋の跡あり。茎磨上、先切、旧鑢目勝手下がり、目釘孔一。
- 身長74.2 反1.6 元幅3.1 先幅2.8 (㎝)
- 1口
- 重文指定年月日:19540320
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 個人
- 国宝・重要文化財(美術品)
相伝備前と称せられる長船義景の作である。同作の現存する有銘確実のものは極めて少なく、かつ本太刀のように出来の優れたものは希有である。