太刀〈銘備前国長船住長義/〉 たち〈めいびぜんのくにおさふねじゅうながよし〉

工芸品 / 南北朝

  • 備前国長船住長義
  • 南北朝
  • 鎬造、庵棟、鋒延び、元来やや浅い腰反と見られる。鍛えは小板目地細かに沸え、刃文は互の目乱、湾れ交じり、足葉入り、匂深く、小沸交じり。帽子は乱込んで尖りごころに返る。表裏に棒樋と添樋を搔き流しに国す。茎は磨り上げ、表に勝手下がりの原鑢あり。
  • 長73.0  反2.0  (㎝)
  • 1口
  • 重文指定年月日:19400503
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 公益財団法人蟹仙洞
  • 国宝・重要文化財(美術品)

長義は兼光と相並ぶいわゆる相伝備前の刀工ながら、その有銘の作は後者に比して少なく、とくに太刀はわずかに現存するのみである。

太刀〈銘備前国長船住長義/〉

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