太刀〈銘次忠/〉 たち〈めいつぐただ〉

工芸品 / 鎌倉

  • 次忠
  • 富山県
  • 鎌倉
  • 鎬造、庵棟、中鋒、腰反り高く踏ん張りあり、鍛は板目地沸つき、地斑交じる。刃文は小湾れに小乱交じり、僅かに焼落とし、小沸よくつき近筋かかる。帽子はほとんど切れ僅かに残る。茎生ぶ、先栗尻、鑢目大筋違、目釘孔一。佩裏目釘孔の下中央に太鏨で銘を刻す。
  • 長79.1 反2.7 (㎝)
  • 1口
  • 富山県富山市千石町1-3-6
  • 重文指定年月日:19531114
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 国宝・重要文化財(美術品)

古青江次忠の作。古青江は有銘の優れたものが比較的少なく、次忠は特に稀である。本太刀は腰反りの強い美しい姿に、地斑の交じった地肌、古雅な小乱れの刃文など古青江の特色がよく示された優品である。

太刀〈銘次忠/〉

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