松浦宮物語(色紙、金銀泥下絵料紙) まつらのみやものがたり

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 南北朝

  • 東京都
  • 南北朝
  • 1帖
  • 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
  • 重文指定年月日:19770611
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

綴葉装桝型冊子本で、料紙は斐紙を用い、素紙のほかに紫・縹【はなだ】の色紙、蝶鳥・海辺・秋草・山水等に一部芦手絵【あしでえ】を用いた金銀泥下絵【きんぎんでいしたえ】及び打曇紙を取合せ、美麗な姿にしつらえている。本文は半葉十一乃至十三行充て、一筆に書写され、仲々に流麗な筆致を示している。この物語は鎌倉時代前期に成立した擬古物語であって、近年藤原定家の壮年時代の作とみる説が有力である。本帖は続群書類従本などの流布本の組本と目されるもので、鎌倉時代小説物語の古写本として貴重である。蜂須賀家伝来。

松浦宮物語(色紙、金銀泥下絵料紙) まつらのみやものがたり

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