歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉
藤原定家の日記明月記の自筆原本である。本文は首を欠し、治承四年二月五日条の途中より存して同五年十二月十九日に至り、治承五年記の首には「治承五年具注暦日 辛丑歳」の標記がある。本文の体裁は整然とした趣があり、具注暦に記された日次の日録を定家が後半に至って整理した清書本と認められる。現存する明月記の冒頭部分に当り、歴史上価値が高い。
明月記〈自筆本/嘉禄二年八月記〉
明月記〈自筆本/〉
明月記〈自筆本/天福元年六月記〉