神鳳鈔 じんぽうしょう

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 室町

  • 室町時代
  • 紙本墨書 袋綴装冊子本
  • 縦26.6cm 横21.0cm
  • 1冊
  • 重文指定年月日:20070608
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 神宮
  • 国宝・重要文化財(美術品)

鎌倉時代における伊勢神宮の所領である神戸・御厨・御薗・神田・名田などを国別に分類集成した記録で、中世における所領編成などを知る上で最も基本となる史料である。本書は延文五年(一三六〇)頃に内宮祠官によって遷宮に際して編述されたものを、内宮禰宜の荒木田氏経(一四〇二~一四八七)が書写した室町時代の写本である。
 中世における神宮の経営を示す基本史料であり、現存する『神鳳鈔』のうち最古写本にあたるものとして社会経済史上、文化史上貴重なものである。

神鳳鈔

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