歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 室町
本書は、伊勢内宮における神事奉仕を司った荒木田氏経(1402~1487)の自筆日記で、奉仕中に執行された祭典・行事をはじめ各種神事の記事を詳細に書き留めており、室町時代における神宮祭祀の実情を知りうる第一級の史料である。そのため、後代の祠官に神事の典拠とされた。神事のほか、宇治と山田との対立、北畠氏の動向など神宮周辺の様相を知ることができる好史料で、学術的価値が高い。
氏経卿引付
荒木田氏経
神鳳鈔
氏経卿神事日次記;全(氏経日記)
荒木田氏経/著