袖中抄 しゅうちゅうしょう

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉 南北朝

  • 鎌倉時代~南北朝時代
  • 紙本墨書 巻子装
  • 12巻
  • 重文指定年月日:20060609
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 公益財団法人冷泉家時雨亭文庫
  • 国宝・重要文化財(美術品)

『袖中抄』は、文治年間(1185~1190)頃に顕昭が著したもので、二十巻からなる。平安末・鎌倉初期における代表的な歌学書の一つである。『万葉集』以下の諸歌集にみえる難解な語句の注解で、最初に自説を述べ、次いで諸説を原文のまま掲げて批評する。書写年代、筆者などから、高松宮本(重要文化財)ともと一具であることが知られる『袖中抄』の現存最古写本である。

袖中抄 しゅうちゅうしょう
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