拾遺抄 しゅういしょう

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 鎌倉

  • 東京都
  • 鎌倉
  • 紙本墨書
    綴葉装冊子本
  • 縦21.5cm 横13.3cm
  • 1帖
  • 東京都中央区日本橋室町2-1-1
  • 重文指定年月日:20160817
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 公益財団法人三井文庫
  • 国宝・重要文化財(美術品)

拾遺抄は,藤原公任(ふじわらのきんとう)撰になる平安時代を代表する私撰(しせん)和歌集の一つで,10世紀末の成立になる。四季・賀(が)・別(わかれ)・恋(こい)・雑(ぞう)の部立(ぶだて)で,10巻からなる。平安時代には勅撰(ちょくせん)和歌集『拾遺和歌集』より重んじられ流布していたが,中世に遡る古写本は極めて少ない。本書は鎌倉時代中期の書写になる最古写本の完本として,また和歌史上において貴重である。

拾遺抄 しゅういしょう

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