歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉
「拾遺集」(二十巻)は古今・後撰につぐ三番目の勅撰和歌集で、十一世紀初頭に成立した。本帖は巻上十巻のみで下巻を欠くが、奥書によると、巻第一・二・十を鎌倉後期の歌人寂恵が書写し、その他の七巻は別人に書写させて、糟屋賢郎に歌説を伝受したものである。定家本系に属し、鎌倉時代書写の数少ない拾遺集の古写本として、「寂恵本」の名で知られている。
金葉和歌集(二奏本)
勅撰和歌集
新古今和歌集〈上下/〉