工芸技術 漆芸 / 昭和以降
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音丸耕堂
(1898~1997)
- おとまる こうどう
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昭和38 / 1963
- 手板(木製漆塗)、彫漆
- 一式
- 文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
- 国(文化庁)
彫漆は、厚く塗り重ねた漆の層を彫刻して文様を表す技法である。朱漆や黒漆を塗り重ねて彫るものを堆朱、堆黒という。中国の宋・元代に盛んになり、室町時代頃から我が国でも行われるようになった。
この技術記録の内容は、堆朱制作工程見本手板(8工程)、各種地紋彫見本(7種)、堆朱、堆黒、紅花緑葉等の技術見本手板(8種)等のほか、制作用具(彫刻刀)である。