沈金技術記録 (1)沈金雷鳥文飾箱
ちんきんぎじゅつきろく (1)ちんきんらいちょうもんかざりばこ
工芸技術 漆芸 / 昭和以降
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前大峰
(1940~1977)
- まえ たいほう
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昭和28 / 1953
- 手板(木製漆塗)、沈金
- 厚5.2 18.0×25.0
- 一式
- 文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
- 国(文化庁)
沈金は、漆芸の装飾技法の一つで、漆地を沈金ノミ(沈金刀)で彫り、彫溝に漆を擦り込んで金粉や金箔を入れ、文様を表す技法である。中国で宋代から行われていた技法で、室町時代には我が国でも始められたと考えられる。
この技術記録の内容は、沈金技法見本手板7種、象嵌工程見本手板(5工程)、参考作品「沈金雷鳥文飾箱」及び沈金制作用具(沈金刀、文廻し、定規、砥石)である。