大縣神社 本殿 おおあがたじんじゃ ほんでん

建造物 宗教建築 / 江戸

  • 愛知県
  • 江戸中期 / 1661
  • 内陣 桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造
    外陣及び大床 桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、背面一間通り取合部
    及び正面一間通り庇付
    総檜皮葺、釣屋附属
  • 1棟
  • 愛知県犬山市字宮山
  • 重文指定年月日:19810605
    国宝指定年月日:
  • 大縣神社
  • 重要文化財

大縣神社は尾張開拓の祖神大縣大神を祀り、古くから尾張国の二の宮として崇敬されてきた。現在の社殿は藩主徳川光義が再興したもので、尾張地方独特の社殿配置をもっている。
 本殿は比翼入母屋造の珍しい形式になり、質が良い。祭文殿及び東西回廊は本殿の前にあって、四脚門の左右に各五間×二間の回廊を接続した形式をもつ。
 本殿の形式は八幡造に関連するところがあり、また、社殿配置には地方的特色がみられ、神社建築史上貴重な遺構である。

大縣神社 本殿

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