吉備津神社本殿及び拝殿 きびつじんじゃほんでんおよびはいでん

建造物 宗教建築 / 室町

  • 岡山県
  • 室町中期 / 1425
  • 本殿 桁行正面五間、背面七間、梁間八間、一重、比翼入母屋造、檜皮葺
    拜殿 桁行三間、梁間一間、一重、正面切妻造、背面本殿屋根に接続、檜皮葺、
       三方もこし付、もこし本瓦葺
  • 1棟
  • 岡山県岡山市吉備津
  • 重文指定年月日:19020417
    国宝指定年月日:19520329
  • 吉備津神社
  • 国宝

吉備津神社は,古代以来の吉備地方の鎮護として名高い。現在の社殿は足利義満の命により応永32年(1425)に再建された。本殿の平面は三間社の周囲に庇を二重に廻した形式をとり,内部に向かって次第に床と天井を高めている。屋根は前後二つの入母屋造を連結した比翼入母屋造と呼ばれる特異な外観を見せる。本殿前には妻入りの拝殿が接続し,本殿と同様に大仏様の手法を示す。独特な社殿形式の由来は明かでないが中世を代表する大型の神社建築として価値が高い。

吉備津神社本殿及び拝殿 きびつじんじゃほんでんおよびはいでん

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