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醍醐寺新要録は醍醐寺第八十代座主義演が醍醐雑事記に倣い、平安初期から慶長十三年頃までの醍醐寺関係史料を類聚編纂したものである。本書の編纂の過程は義演准后日記に明らかで、一応の完成は元和六年十月で、第一帖巻頭の序はこの時のものであるが、義演はその後も補訂の筆を止めず、入滅直前まで加筆に務めていた。本書は義演晩年の推敲の跡をとどめた自筆稿本であるが、新要録の写本としても唯一の孤本であって、わが国文化史上に価値が高い。
更級日記〈藤原定家筆/〉 附 波に月蒔絵冊子箱
藤原定家
後愚昧記〈貞治六年/自筆本〉
信長記〈自筆本/(第十二補配本)〉