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本書は旧岡山藩主池田家に伝来した信長記の太田牛一自筆本で十五巻、十五冊本。永禄十一年(一五六八)信長の入洛より天正十年(一五八三)本能寺の変に至る十五年を一年一巻に分け、月日を追ってその事歴を記述したもので、各巻末に慶長十五年(一六一〇)牛一八十四歳の奥書を加えている。本書は池田家の需めに応じて整えられた撰者自筆の清書本としてその価値は高い。なお巻十二のみは十六巻本系統の古写本の補入である。
信長公記〈自筆本/〉
大かうさまくんきのうち〈太田牛一筆/〉
太田牛一
織田信長自筆書状〈十月二日/長岡与一郎宛〉
織田信長