歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 奈良
奈良時代中期に写経生が書写した紺紙銀字華厳経(六十巻本)で、天平装飾経の代表的遺品として著名である。東大寺二月堂に伝来し、寛文七年二月十三日堂炎上と共に焼損し、その遺品は二月堂焼経として珍重されている。本件は旧態をよく存し、東大寺に伝存するまとまった遺品として一括して指定した。
華厳経巻第三十三残巻(二月堂焼経)
華厳経 巻第四十六(二月堂焼経)
華厳経 巻第五十二残巻(二月堂焼経)