華厳経 巻第五十二残巻(二月堂焼経) けごんきょう

その他の美術  / 奈良

  • 日本
  • 奈良時代
  • 紺紙銀字
  • 縦22.7㎝ 長458.2㎝
  • 一巻
  • 東京都港区南青山6-5-111
  • 根津美術館
  • 重要美術品

紺地銀地の「二月堂焼経」の残巻で、経の天地に焼痕をのこす。赤褐色の焼痕はみるからに傷ましいが、紺紙との対照が独特の雰囲気をもち、隆盛をみた天平期写経中にあってもことさら珍重される。なお二月堂炎上の顛末については、江戸時代の『続史愚抄』に、次のように記されている。

華厳経 巻第五十二残巻(二月堂焼経) けごんきょう

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