歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 安土・桃山 室町 鎌倉 南北朝
色部【いろべ】、三浦和田氏以下、中世の越後国において活躍した国衆十二家の相伝文書で、鎌倉時代から室町・戦国時代に至る間の越後国の動向を伝えた根本史料である。これらのうち三浦和田文書は所領の分割譲与に関する譲状、及びこれに対する幕府の安堵状、あるいは所領相論等の惣領制の実態を示す文書が多い。中でも正応五年八月作成と思われる奥山庄荒河保に関する絵図は、堺相論和与絵図の代表的遺例である。
越後国奥山庄波月条絵図(著色)
中条家文書
九条頼経袖判下文