歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉
前半部では結核性の病気と思われる伝屍病の治療法と庚申信仰における三尸害悪などを説いている。後半部では伝屍病の別名である痩病の防御法として灸治法などを具体的に記している。巻頭には灸治の箇所を示す人体図(前後二面)が描かれている。 人体図は平安時代の成人男子の穴法図として現存唯一のものである。医学・灸治に関する古医書として、また当時の病気に関する考え方を知る上で医学史上貴重なものである。
全5枚中 5枚表示
医心方(半井家本)
紙本著色病草紙断簡(背骨の曲がった男)
針聞書
茨木ニ介元行筆