円仁入唐求法目録〈開成四年四月二十日/〉 えんにんにっとうぐほうもくろく

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 平安

  • 京都府
  • 平安 / 1095
  • 1巻
  • 京都国立博物館 京都府京都市東山区茶屋町527
  • 重文指定年月日:19790606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

 円仁が入唐の翌年に当る唐の開成四年(承和六年)四月、楊州で求得した聖教・曼荼羅等を書き上げて作成した求法目録である。本巻は平安後期の嘉保二年に書写された古写本で、円仁の請来品を収納した蔵として有名な叡山前唐院の原本、もしくはそれに近い古本を底本にした円仁在唐目録の現存最古本である。附【つけたり】の一巻は、右の嘉保二年本を保安四年に目貝が写したものを、さらに鎌倉中期に書写し、承和十四年円仁帰朝直後に報告された入唐新求聖教目録の抜抄を併記したものである。
 紙背には寛元三年、宝治二年の文書十二通がある。

円仁入唐求法目録〈開成四年四月二十日/〉 えんにんにっとうぐほうもくろく

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