史跡
荻生徂来、字は茂卿、徂来はその号である。江戸時代における儒学史上最も傑出した人物であつて、又経世の才に富んでいた。古文辞学を提唱し、護園学派の祖としてその学殖は卓拔、又後世に影響するところが多かった。 享保13年正月19日卒し、長松寺に葬られた。 三重の台石上に高さ約3尺1寸6分、幅約1尺2寸3分、奥行約8寸7分、頭部櫛形の棹石を立て、表面に隷書で「徂■物先生之墓」と刻し、背面には松平忠統撰■鳥石の書にかかる銘文が彫られている。
佐藤一斎墓
細井広沢墓
青木昆陽墓