史跡
細井広沢、名は知愼、広沢はその号である。江戸時代における著名な書家として特に喧伝されているが、その学は経史天文暦数等に通じ又山陵修補に盡しその著諸陵周垣成就記は歴史地理研究史上著名である。享保20年12月23日卒し、満願寺に葬られた。墓は低い台石の上に高さ約2尺9寸7分、幅約9寸2分、奥行約6寸3分、頭部尖頂の棹石を立て、正面に「広沢先生細井君之墓」左側面に「豪徳院不孤有隣大居士」と刻し、裏面から左側面に亘つて銘が彫られている。
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佐藤一斎墓
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