彫刻 木像 / 鎌倉
近年の解体修理時に像内から取り出された納入品の奥書から、建保4年(1216)に運慶によって造立されたことが明らかとなった作例。当初の彩色や切金もよく残り、数少ない運慶の真作として、さらに運慶最晩年の作として極めて重要である。納入文書は運慶と鎌倉幕府との緊密な関係を裏付けるなど歴史的に見ても貴重である。
木造大威徳明王像運慶作
運慶
木造大日如来坐像
木造十二神将立像