絹本著色崇徳上皇像
けんぽんちゃくしょくすとくじょうこうぞう
絵画 / 鎌倉
- 鎌倉
- 1幅
- 重文指定年月日:19650529
国宝指定年月日:
登録年月日: - 白峯神宮
- 国宝・重要文化財(美術品)
保元の乱に敗れ、讃岐に遷されて崩御された崇徳上皇の霊を慰めるために、元暦元年(一一八四)洛中に建立された粟田宮の御影堂に伝えられたものといわれる。画面も大きく、堂々たる描写で、数多からぬ鎌倉時代大和絵肖像画のうち、さらに遺例の少ない崇徳院像として貴重である。本幅の附【つけたり】として指定された随身像二幅は、源為義、為朝の像と伝えるが、確証はなく、制作も室町時代に下ると考えられる。