銅香水杓 どうこうすいしゃく

工芸品 / 鎌倉

  • 鎌倉
  • 鋳銅製。かめ形の水瓶に似た丸い胴に注ぎ口を蝋付けし、胴の中心を貫いてやや斜めに長い柄をつけた形の杓。壺形は、鋳銅、菊座を鋳出して柄を装し、柄には鉄棒に銅板をきせる。
  • 1、杓身高5.4 胴径8.0 口径4.7 柄長35.8
    2、杓身高4.2 胴径7.1 口径3.5 柄長70.8
    3、杓身高4.9 胴径7.3 口径3.6 柄長52.7
    4、杓長4.7 胴径6.8 口径3.0 柄長72.0   (㎝)
  • 4枚
  • 重文指定年月日:19590627
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 東大寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

香水杓は二月堂の香水を信者に施すために用いられるもので、現在も同形のものを用いている。他に例をみない特異な法具で、形姿は時代の特徴をよく示すものである。

銅香水杓

ページトップへ