金銅密教法具 こんどうみっきょうほうぐ

工芸品 金工 / 鎌倉

  • 鎌倉 / 13世紀
  • 銅製造鍍金、要所に線刻や彫りを施す。
  • (金剛盤)縦幅22.8㎝ 横幅26.9㎝ 総高5.6㎝ 重量1628g
    (五鈷鈴)総高20.9㎝ 把長6.3㎝ 鈴身高8.5㎝ 鈴身口径8.9㎝ 重量1127g
    (独鈷杵)総長18.2㎝ 把長7.1㎝ 把厚2.5㎝ 重量239g
    (三鈷杵)総長18.0㎝ 把長6.7㎝ 把厚2.2㎝ 重量300g
    (五鈷杵)総長19.0㎝ 把長7.7㎝ 把厚2.6㎝ 重量460g
  • 重文指定年月日:20110627
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 宗教法人真光寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

銅製鍍金の密教法具である。独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵は把の中央に配した鬼面がほぼ同じ意匠である。また、五鈷鈴の鈴身に表された梵字は、鈴身本体を大日如来に見立てて、胎蔵界四仏を表したもので、銀象嵌によって表現された遺例として稀少である。鎌倉時代後半頃の製作と推定され、中世を遡る組法具として伝損する数少ない遺品。

金銅密教法具

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