太刀〈銘一/〉 たち〈めいいち〉

工芸品 / 鎌倉

  • 兵庫県
  • 鎌倉
  • 鎬造、庵棟、磨上ながら腰反りつき中鋒の太刀。鍛えは小板目肌よく約み、乱れ映り立つ。刃文は丁子に互の目交じり、足・葉頻りに入り、逆ごころあり、総体に匂口締まる。帽子は湾れ込み尖りごころに返る。茎は僅かに磨上、先栗尻、鑢目切、目釘孔5。表の中央にやや太鏨で「一」の刻銘がある。
  • 長69.1 反2.5 (㎝)
  • 1口
  • 兵庫県西宮市苦楽園三番町14-50
  • 重文指定年月日:19550622
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 公益財団法人黒川古文化研究所
  • 国宝・重要文化財(美術品)

鎌倉時代中期から後期にかかる備前国吉岡一文字の作と考えられる。姿は豪壮で平肉が豊かにつき、刃文は華やかな一文字派の特色をよく示す優れた刀。

太刀〈銘一/〉

ページトップへ