鉄湯釜 てつゆがま

工芸 / 鎌倉 / 近畿

  • 鎌倉/1198
  • 1口
  • 重文指定年月日:19830606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 熊野本宮大社
  • 国宝・重要文化財(美術品)

 鉄製の大型釜はすでに奈良より使用されており、またこの種の類似の遺品として鉄製の湯船がある。湯船としては東大寺大湯屋所在の鉄湯船(建久八年-一一九七在銘・重文)をはじめ、先年重文に指定された成相寺・智恩寺の鉄湯船(共に正応三年-一二九〇在銘)などが知られている。
 これは鋳鉄製で、胴上部に幅広の鍔をつけた湯釜である。肩には左廻りに「建久□□歳次戊午四月廿二日 熊野山本宮釜 願主□□聖奉入」の鋳出銘があり、湯釜としてはわが国最古の在銘遺品である。装飾はないが大型で形姿よく,鋳技の優れた基準作である。

鉄湯釜

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