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本経は、長松寺に伝来した高麗初雕版系の大般若経で、いずれも折本に改装されている。顕宗2年(1011)に勅版一切経として開版されたものが高麗初雕版である。高宗19年(1232)、蒙古の侵攻によって版木が焼失したため、残存する経典は極めて少なく貴重であるのみならず、仏教文化史上、海外交流史上においても重要なものである。
高麗版大般若経
高麗版一切経 附 大般若経
元版一切経附 表紙、題簽、経箱、経箱部材、輪蔵納経之次第